toggle
2020-04-22

根本山

夏山前に日帰りで岩場の練習をできるところはないかなぁと思い立ったのが、群馬県と栃木県の県境にある根本山だ。桐生川の源頭部に位置し、ツツジの季節にはアカヤシオのトンネルが見られるという。

今回は岩場は外せないので、不死熊橋登山口から根本沢コース、2017年に復活した表坂(男坂)から根本山の山頂を目指し、中尾根コースから戻る周回とした。

駐車場から歩き始め、五分も経たないうちに不死熊橋を渡る。すぐにロープがかかっているのが見え、なんだかワクワクしてきた。

根本沢コースは川沿いを登っていくので、飛び石伝いで渡渉が何度もある。釣り師も多く、この日もヤマメと山菜をたっぷり抱えたおじさんとすれ違った。

今度は釣りでも来てみたい。

沢登りでいうヘツリが続き、場所によっては沢床からだいぶ高い所を歩く。下を覗き込むとちょっと緊張する。

男坂と女坂の分岐まで来た。ここからはロープ、鎖場が峰の平まで延々と続く。

江戸時代は表坂(男坂)から根本神社へのこの道が主であり賑わいを見せていた。古い鎖が歴史を思わせる。

苔むした沢から尾根に上がると根本神社奥の院だ。ここからはすっきりとした快適な鎖場の連続となり、ぐんぐん標高を上げていく。

かなり上まで続いているように見えると思うが、実際に登っても裏切ることはない。安心してお腹いっぱいになってくれ。

展望が開けてくると雪を纏った美しい日光連山の山並みが眺められた。

アカヤシオはまだ咲き始めたばかり。トンネルが完成した頃にまた訪れたい。

関連記事

コメント1件

  • 三橋京子 より:

    5月9日根本山行きたいなあ。。。。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA